2004/9/19
愛知県は知多半島の中心都市である半田に行ってきた。醸造の町として古くから知られ、
今も日本一の食酢メーカーとその縁戚関係にある醸造メーカーがある。往時を偲ばせる黒塀の古い倉庫が
今でも残るが、それは別の機会として地図上で「赤レンガ建物」と書かれていた建物が目に留まったので、
巨木を見に行くのにあわせて出かけることにした。

案内版によれば、この建物は「カブトビール」という会社の工場で、明治31年に建てられたそうだ。
このメーカーは現存しないが、先に述べたこの町の最大有力者である中埜家の投下資本らしい。

建物の北半分と南半分はなんだか違う建物のようだ。
北半分は重厚な北欧風、南半分はモダンな南欧風とでもいったらよいのだろうか。
このページの左半分が南半分の部分である。
建築のことはよく分からないが、木枠で組んだ煉瓦の建物は珍しいらしい。
気をつけて見ていた訳ではないが、言われて見れば見た記憶は無い。

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赤煉瓦倶楽部半田
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北半分は、5階建位の塔になっている部分が真ん中にあり、
一番北側には3階建位の倉庫風建物から成っている。


建物の北壁には、戦争の傷跡もくっきりと残っている。
攻撃を受けた理由は、この工場が戦時中、中島飛行機(富士重工の前身)の倉庫だったからとか。
米軍の機銃掃射の痕が生々しい。

中央部の塔の最上階には元々あったものなのだろうか、ステンドグラスが。

この建物は年数回、内部公開されるとのこと。残念ながら一週間早かった。(2004年は9/25)
来年こそは中を見て見たい。
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